GAKU blog 新たな白釉を求めて!

吉田南岳が手掛けるCERAMIC-STUDIO GAKU

粉引き、昔は「味」今は「しみ」何かと言えば使うとしみ込む斑点のことで、
昔と今では何が違うのか?

陶芸での昔という時代定義は、安土桃山時代から室町時代そして江戸時代
(この時代に茶の湯の文化が際立って広まった)
昔・・茶の湯の関連道具である焼き物が美術品扱いになり、目利きの偉人達により
   雨漏り手などの名前を付け「味」としたのである。
 
   この「味」は昭和までは容認され、平成の現代でも茶道又は歴史のある地方で
   一部に認めれれているように思います。

今(平成)・・・生活習慣が変わって全てに於いて「きれい」がベストとなり
        飲料水・空気清浄・フードの過剰包装など上げるときりが無い潔癖社会
        に変わって、器も「いつまでもきれい」で使いたいとなる。

粉引きの良いところは、ほわっとした白が受けると思いますが使うと出る「しみ」が
出ないようにする事はかなり難しく、化学薬品による処置が今は一般的に使われていますが
これも半永久では無い状態です。

「しみ」は釉薬と素地との間に入り込む現象で、これを薬品を使わず防ぐ方法は
隙間を作らないことです。

今回出来上がった作品は、そのヒントになるように思います。
熔化粉引き3


以前から使っている熔化化粧(化粧と釉薬の中間)を少し改良して焼いてみました。
熔化粉引き


画像では解りづらいかもしれませんが、化粧が溶け釉薬化しています。
これにより隙間が無くなり「しみ」が出にくくなると思いますが、
水に浸す回数がまだ少なく結果報告にはもう少し日数が必要となります。

作品的には半マットで手触りは満足していますが、改良を繰り返して
お客様からの「使ったらしみが残った」と言うクレームに対処できるように思います。

それにしても、西洋の文化が入り混じった現代社会には「味」「粋」などの
「侘び寂」精神が必要ないのかな?
海外の方が日本食ブームで「侘び寂」を重んじる時代なのか?

手作りの作家は経費削減(時短・低コスト・マニュアル)には反比例で仕事してます。
「自分らしさ」を大切に頑張るのみです。



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本日は、冬にまた逆戻りで寒いです。

前回の展示会の別画像UPします。
ふる川展示風景


こちらはアシスタントchikaのコーナーでハート模様が特徴です。
ふる川展示風景


ふる川展示風景


今回の展示作品の特徴は、粉引きと炭化の作品で2つの技法をいろいろ工夫し
観ていただいて飽きないように展示しました。

芳名帳には今回、氏名と住所だけでは無く感想の欄も付け加え、
これからの作品作りに活かしたいと思います。


話は変わりますが、2月末終了の日本橋高島屋での催事の売り上げ報告があり
思いのほか朗報で、担当の皆様には感謝申し上げます。
一度も伺えず申し訳なく、購入いただきました皆様本当にありがとうございます。

5月には札幌での個展があり只今奮闘中、ある程度進みましたら
blogで進行状況報告しますのでお楽しみに!

6月は郡山のデパートとかなりハードになると思いますが、頑張るのみで、
この間新作もチャレンジしなくてはいけません。

ポジティブ的に考えると陶芸は楽しい限り!


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2月は商品の納品や教室など仕事をいただき、忙しく過ごしたように思います。

今日、2月最終日に「海の別邸 ふる川」さんへ搬入に行って来ました。
こちらはオープン以来売店で作品を取り扱っていただいており
感謝しております。

今日の搬入は別件で2Fギャラリーにて、明日3月1日~4月末迄の
ロングランでの展示販売をしていただける事になり、展示に行ってきた訳です。

今回の展示は、「ゆったりとした空間での展示」に心がけ、お客様には
ゆっくり観て手に取っていただき何か感じ取っていただけると嬉しいのですが、
どうなるでしょうか。

展示風景はこんな感じです。
ふる川展示風景


ふる川展示風景


ふる川展示風景


ふ


ふる川展示風景


完璧ではありませんが食事の演出に今回は少しこだわりました。
やればやる程まとまりがなくなり、アシスタントと2人で頑張れるところまでやりましたが、
プロのテーブルコーディネーターさんの凄さには敬服いたします。

素人でも一生懸命やれば、何か伝わるでしょう!



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20年ぐらい前から製作し続けている定番のカップ&ソーサー
もう何客作ったか解りません。

炭化


当時は、炭化がブームになり誰もが取り組んだ焼成方法ですが、
あの頃は灯油窯でしたので、割り木を焼成が終わってから窯に投入して
炭化を掛けていましたが、結構難しいものでした。

今は、電気窯になりとても楽になり便利ですが、当時の方が焼いている実感がありました。
完成度から見れば今のほうが断然良いのですが、ちょっと事務的な感じが拭えません。
時代に沿って、その中で楽しさや新しい物へチャレンジし続ける自分がきっといるように
思います。

炭化カップ


デジカメの撮り方が悪いのか、アングルによってどうしてもテーパー状のカップが
寸胴になって写るのは腕が悪い?

この作品は生化粧土を刷毛塗りしてルレット模様と丸模様を入れ
素焼き後、中はいつものマットに口元とソーサーの淵は透明釉の
吹き付けによる物です。
透明の薄掛けが金色に発色するので、ちょっと高級感がでます。

炭化焼成の種類の中に冷却還元がありますが、昔は還元戻しと言っていたように
思いますが(走泥社のメンバーが発案者かな?)詳しくは良く解りません。

長く愛された作品に与えられる称号が定番と呼ばれるのかも。


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久しぶりの更新となりました。

昨年、当工房に薪ストーブを設置し快適に過ごしておりますが、
ここに来て予定より薪の消費量が多く春まで持ちそうも無く、
平取まで取りに行かなくてはと思っております。

冷酒専用(薄いため熱い物には不向き)が上がってきました。

冷酒用1


鉄分が少し入ったリサイクル粘土を使用し、素焼き後に素焼き化粧を
施し上に黒色の下絵顔料を刷毛塗りし、最後に金ブラシで削り取りました。

中の釉薬はマット釉で口元には半マット釉を掛け
汚れ防止をしました。

冷酒用2


ブラシのラインが効果的に出ています。

リサイクル粘土とは、窯業地で数年前から取り組まれている
陶磁器の不良品や破損品を微粉末にして粘土に混入するという、
表現を変えればエコ粘土です。

参考→http://golog.nifty.com/cs/catalog/golog_article/catalog_003266_1.htm
    http://www2u.biglobe.ne.jp/~GOMIKAN/sun3/sun46c.htm

今のところ価格が少し割高なところがネックですが、エコを考えたとき
この世界に自分も携わっている自覚として購入してみました。


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