GAKU blog 新たな作風を求めて!

吉田南岳が手掛けるCERAMIC-STUDIO GAKU

2011年02月

2月は商品の納品や教室など仕事をいただき、忙しく過ごしたように思います。

今日、2月最終日に「海の別邸 ふる川」さんへ搬入に行って来ました。
こちらはオープン以来売店で作品を取り扱っていただいており
感謝しております。

今日の搬入は別件で2Fギャラリーにて、明日3月1日~4月末迄の
ロングランでの展示販売をしていただける事になり、展示に行ってきた訳です。

今回の展示は、「ゆったりとした空間での展示」に心がけ、お客様には
ゆっくり観て手に取っていただき何か感じ取っていただけると嬉しいのですが、
どうなるでしょうか。

展示風景はこんな感じです。
ふる川展示風景


ふる川展示風景


ふる川展示風景


ふ


ふる川展示風景


完璧ではありませんが食事の演出に今回は少しこだわりました。
やればやる程まとまりがなくなり、アシスタントと2人で頑張れるところまでやりましたが、
プロのテーブルコーディネーターさんの凄さには敬服いたします。

素人でも一生懸命やれば、何か伝わるでしょう!



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20年ぐらい前から製作し続けている定番のカップ&ソーサー
もう何客作ったか解りません。

炭化


当時は、炭化がブームになり誰もが取り組んだ焼成方法ですが、
あの頃は灯油窯でしたので、割り木を焼成が終わってから窯に投入して
炭化を掛けていましたが、結構難しいものでした。

今は、電気窯になりとても楽になり便利ですが、当時の方が焼いている実感がありました。
完成度から見れば今のほうが断然良いのですが、ちょっと事務的な感じが拭えません。
時代に沿って、その中で楽しさや新しい物へチャレンジし続ける自分がきっといるように
思います。

炭化カップ


デジカメの撮り方が悪いのか、アングルによってどうしてもテーパー状のカップが
寸胴になって写るのは腕が悪い?

この作品は生化粧土を刷毛塗りしてルレット模様と丸模様を入れ
素焼き後、中はいつものマットに口元とソーサーの淵は透明釉の
吹き付けによる物です。
透明の薄掛けが金色に発色するので、ちょっと高級感がでます。

炭化焼成の種類の中に冷却還元がありますが、昔は還元戻しと言っていたように
思いますが(走泥社のメンバーが発案者かな?)詳しくは良く解りません。

長く愛された作品に与えられる称号が定番と呼ばれるのかも。


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久しぶりの更新となりました。

昨年、当工房に薪ストーブを設置し快適に過ごしておりますが、
ここに来て予定より薪の消費量が多く春まで持ちそうも無く、
平取まで取りに行かなくてはと思っております。

冷酒専用(薄いため熱い物には不向き)が上がってきました。

冷酒用1


鉄分が少し入ったリサイクル粘土を使用し、素焼き後に素焼き化粧を
施し上に黒色の下絵顔料を刷毛塗りし、最後に金ブラシで削り取りました。

中の釉薬はマット釉で口元には半マット釉を掛け
汚れ防止をしました。

冷酒用2


ブラシのラインが効果的に出ています。

リサイクル粘土とは、窯業地で数年前から取り組まれている
陶磁器の不良品や破損品を微粉末にして粘土に混入するという、
表現を変えればエコ粘土です。

参考→http://golog.nifty.com/cs/catalog/golog_article/catalog_003266_1.htm
    http://www2u.biglobe.ne.jp/~GOMIKAN/sun3/sun46c.htm

今のところ価格が少し割高なところがネックですが、エコを考えたとき
この世界に自分も携わっている自覚として購入してみました。


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今日は久々に日中の気温がプラスになるようです。

今沖縄では日ハムのキャンプがスタートしたようですが、
佑ちゃん人気で経済効果はUP、地元の皆様は大喜びで歓迎
北海道民としてはうれしいことです。
オープン戦・開幕とこの人気は続くと思いますが、
実力によってはもしかして途中で2軍とならない事を祈ります。

今年のダルは20勝するかも、今朝の新聞でも採り上げていましたが
筋肉の付き方がすごいですね、本当の意味でプロになったのかな?
(モデルみたいにスタイル気にしていた面有り)

目指せ全タイトル!


野球論議で終わってはいけませんので、陶芸論議もスタート。

皿アップ


業務用のオーダーの場合意識するのは口縁の厚さで、一般用の場合私はもう少し薄くして
作りますが、業務用となると陶器のため欠けやすく敬遠されます。
多少重くはなりますが、デザインの許すギリギリのところで作ります。

本来心を込め一点々作っているので、手入れもその気持ちで
洗ってくださいと伝えたいところですが、いかんせん業務用誰が洗うか解りません。

少しでも長く使っていただきたく、作る側が気を使い大げさに言えば
プライドとの葛藤でデザインとは形・厚さ・重さ・色合いなど全てが
意識した物である訳で、厚さ・重さこの二つの意識を探ることになります。

皿


目指すは「あなたのデザインが好きなので全て任せます!」これに尽きます。


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