2012年09月
沈思黙考
棚作り
見聞が狭く、古いことにしがみついていて、
片意地になること。
「狷」は、分を守って、不義をなさぬ意。
「狷介」は、自分の意思をかたく守って、他と
妥協しないこと。
「固陋」は、古いことに執着して、かたくなであること。
歳をとっても柔軟でいたい・・・・・・GAKU
今日は、29日・30日「旭川陶芸フェスティバル」に出店する
準備のために、新たに展示用棚を急遽製作しました。
今回は、なるべく軽く、組み立てが簡単になるように工夫しました。
枠に使っているのが、個展ように使っていたネジ切り棒に板を挟み
ナットで固定するタイプにしました。
なるべく棚の圧迫感を無くし、スペースが広く感じるように工夫したつもり
ですが、会場で実際組み立ててみないとわかりませんが一応OKとしました。
明日ペンキを塗り完成させます。
棚一つ考えるのも結構大変で、市販品も考えましたがやはり
欲しい棚がなかなか無い、いつものように造っちゃえ的に
スタートしました。
自分なりには満足、これが大事なことといつも思います。
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届きました
四字熟語「経世済民ーけいせいさいみん」
世の中を治め、人々の苦しみを済(すく)うこと。
「経済」の語はこの語から生まれた。
政治家・官僚の中にこの志を
持った人ははたして何人いるんだろう?・・・GAKU
先日、取引先の陶人社さんで行われた「陶人社感謝祭11周年記念」
イベントの穴窯作品が届きました。
今回は何もお手伝いできず、陶人社Sさん「本当にごめんなさい」
「いやぁ~いんでないかい!」「なまらいんでないかい!」
今回抹茶碗をお願いしましたが、程よい灰被りが観られ
景色が出て全体にやさしい感じに仕上がってます。
特徴は、作品重量で169gとかなり軽いです。
直径15.2cm 高さ7.5cm この数値からしても軽すぎ?
本来なら抹茶碗は程よい重さが必要と思いますが、
何故軽さを追求?・・・・・・現代陶芸の一つの形
伝統の茶道の道具である茶碗、更に伝統の穴窯による焼成作品
どれとっても「伝統」に囲まれている、伝統を守り続ける一流作家がいる、
私はそんな立派な人間では無い、だから自由に造り現代を意識して
取り組んでいます。
ある方の言葉で「伝統を守るとは、ただ先代の技術を守り続けても
時代に取り残され衰退していく、受け継ぎ代を続けるということは
壊していくことで、伝統を守ることができるのだ」と深い意味で
語られたことがとても印象に残っています。
時代にあったものを提案すること、「軽い」もその要素が
あると私は思っています。
こちらも届きました
残念ながら焼成中にお見合いしてしまい、割れたしまいました。
景色がものすごくいい感じですが、残念!
これも陶芸の世界、この作品の運命でしょう記念に飾っときます。
記念行事に携わった皆様に感謝いたします。
Sさん、次回があれば今度はしっかりお手伝いに行きますね。
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試験その後
百尺もある長い竿の先。「百尺竿頭一歩を進む」とは、
努力してすでに極点に達しているが、さらに努力して
向上しようとすること。
終わり無き向上心、もち続けたい・・・GAKU
昨日は、日本列島が逆転?
何かと言えば最高気温のことで、北海道で33℃越えがあり
おかしな現象が起こってます。
工房の中も今期最高の33.9℃と前回マークした室温と同じ
になり、この時期としてはびっくりです。
本来なら一番作業が進む時期なはず、どうしてしまったのでしょうか?
「沫雪」の試験今回は前回の作品をさらに本焼きへ入れてみました。
前回
今回
朱色が黒色へ変化しました。
前回のUP
今回のUP
今回の高台回り
結果として黒色を求めるなら、初めから黒の顔料を使えば
よいことなので、今回は朱色でストップするべきでした。
もう一つが以前UPしたこれ
こちらも更に本焼きしてみました。
渋い色合いが消えました。
かすかに渋い色合いは残ってはいますが、ほぼ貫入の入った
「沫雪」です。
高台回り
高台内だけ前回の渋い色合いが残りました。
結果としては、こちらの方は自分が求めるものとかなり違いが出たので、
これ以降はストップします。
ピンホールに色を付ける方法は更に進めて行き、これだ!というまで
頑張ってみます。
「伝統から現代へ」言葉では簡単ですが、いざ作品となるとなかなか
思うようにはいかない物です。
まぁ~これが楽しくて仕方ないのですが(笑)
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