GAKU blog 新たな作風を求めて!

吉田南岳が手掛けるCERAMIC-STUDIO GAKU

2014年06月

昨日「陶の路プロジェクト」実施の為「心のリゾート海の別邸ふる川」さんへ
行ってきました。
あいにくの小雨でしたが、「陶房呑器」さんご夫妻・ふる川さん2名と私の5名で
陶の路(陶片の道)完成すべく奮闘してきました。

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ダンボールで30箱弱あったと思いますが、目標の1/3程で無くなってしまい
第一弾終了となりました。

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ホテルを背に下っている画像で、先で左へ曲がるルートです。
眼下に太平洋を望むパワースポットになるのでは?と期待が膨らみます。
実際陶片の上に立ち海を見ていると、陶片のすりあう音色と潮の香り
に加え遠くは襟裳岬から函館・下北半島(条件が揃えば)までの
大パノラマを一望すると癒されます。

ルートとして、ホテルから隣接している虎杖浜神社名までの予定でいますが、
今回協力いただいた陶片で足りず、再度お願いしたく思います。
焦らず完成するまで、期限を設けず募集するという何とものんびりな企画 笑。

第一弾に賛同いただきました、作家の皆様、この度は本当にありがとうございました、
心よりお礼 申し上げます。

お近くにお越しの際は、自分の陶片探しに立寄って観て下さい。
ホテルのスタッフにその旨伝えていただけると教えていただけるように、
お願いしておきます。

一度も日の出を見なかった作品、このような形で生かせる場を設けていただいた
ふる川さんに感謝いたします。
「陶の塚」仮名ですが、完成した折付けたいなぁ~なんて思っています。

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腰が弱い粘土を薄く挽くと、口元が歪むときがあります。
修正に素焼きした三角すいを乗っけて直します。
ロクロの技術が有ればこんな一手間要らないのですが、まだまだ未熟です。

乾燥の段階で歪んだものは殆ど戻らないので、注意が必要。

特に酸化焼成は焼成段階で粘土の動きが少なくそのまま上がってしまいます。還元焼成では、動きがあるので、まれに直ることも有りますが期待は出来ないので、やはり注意が必要ですね。

腰がある粘土に慣れてこういう粘土を挽くと、「俺ってロクロ下手?」と思います。


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長雨で町内の一部で沼が冠水して住宅街に流れ込んで大変なことになっていた。
今日は曇り空で少しは安心ですが、明日も雨模様心配ですね。

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採取粘土の塊、かなり赤色です。
自然の弁柄で鉄分が地殻変動の際(熱水作用)高温になり鉄分が焼かれたために出来た粘土と思われます。

温泉がある近くに多く見られる粘土層で、
カオリン質が多いため耐火性に富み、焼き締まりが弱い性質です。これを補う配合にして出来たのがこの粘土です。
シリーズ沫雪には絶対必要な粘土、時間と手間が掛かっても惜しみません。



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25年前に採取した粘土、野ざらし状態で雑草だらけになっていたものを精製し試験する事にしました。

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当時も試験してある程度は完成していたが、焼きの種類によっては不備もあり、今回本腰入れ目標の焼成に耐える粘土にもって行きたいと思います。

この粘土の最大の特徴は、焼き締め向きで釉薬を掛けても全部剥離して、「私、スッピンで勝負よ!」と言いたげな粘土です。

単見で焼成で溶解してしまい、本来なら釉薬向きなんでしょうが、どうにか配合を工夫して耐火度上げたいと思います。

有名な備前焼の田土の特徴に似ていて、海成粘土.二度焼きが出来ない.釉薬を嫌う.窯変が出やすい。
きっと薪窯向きなんでしょうが、工夫していこうと思います。

素焼き段階で収縮率が5%でこれから本焼きで何れだけ縮むか又、溶落率がどれ程になるか、試行錯誤の繰り返しとなるでしょうが頑張ります。

本焼きの結果報告もしていきます。


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昨日の続きです。

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ライン引きに使ってみましたが、こりゃ~便利。これまでの作業から考えて倍速程早くなります。

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ライン貼りが楽しくなる?ほど簡単で早いですね。

この小道具の最大の売り

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そうなんです、曲線のある作品に真っ直ぐなラインが描けるのが良いですね。尺を使ったり紐を使ったりしてましたが、これなら一発で描けるので最高!

そのうち陶芸材料店で扱うかも?笑、
興味のある方は是非一度お試しあれ。

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