4月も中旬が過ぎ間もなくGWに突入、わが家はGW今のところ予定なし状態。
社長である自分が(小さくても一応取締役なんで(笑))決定権があるのですが、
作品の進行状態が遅れ気味なことが気になり、未だ決断していません。


昨日から合間に取り組んでいる自前の粘土作り、こつこつと木槌で砕きふるいを通す。
大滝原土

60メッシュのふるいを通したらこんな感じ
大滝粘土
これをベースに他とブレンドして胚土にします。


実は7月に北海道の粘土を使った企画展がある為、奮闘奮闘です。

私は水漉での胚土作りでは無く、乾式方法をとりある程度の不純物も取り入れる方式が
好きでいつもこのパターンです。

IMG_7504

昨日・今日でわずか6kg程度しか出来てませんが、頑張るのみ!

この粘土は大滝と白老と結ぶ「白老大滝線」で採取した物で、
昨年アシスタントと孫を連れ採ってきて、乾燥させた粘土です。
成分的にはカオリンが主体で鉄分が多めに入っています。

この地帯の粘土は海抜が高く温泉地帯ですので、熱水作用により隆起して
出来た粘土と思います。(少し硫化鉄が含まれているので長く寝かせた方がベスト)


単味で1250℃は可能ですが、カオリン質の割りに収縮率が高く完成度を上げる為に
他とブレンドします。


今回の企画展には、久しぶりに伝統を意識した釉薬と組み合わせ作品を造りたく
奮闘記綴っていきますのでお楽しみに!

その合間に注文もこなして行かなくてはいけないので、GWやっぱりダメかな~。



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