13日14日の2日間えべつやきもの市、無事終わり今日からリセットして
スタートです。
会期中来店いただきました皆様、本当にありがとうございました。
2日間とも好天に恵まれ、来場者も多かったようです。
初日の展示方法があまり気に入らなかったので、2日目早々
展示方法を変え臨みました。
「沫雪」酒器・ぐい飲み・プレート皿
今回の沫雪ほんのちょっと艶が出ちゃったかな!
縮れもピンホールも少なめでしたが、合格ライン内に入っているので
良しとします。
当日AM4:00に起きて仕上げた「雪氷」は評判が良く
「北海道に無い焼き方ですね」「質感いいですね」など
お褒めの言葉をいただき嬉しかったです。
酒器関係が今回多めに展示していたので、男性の方が多く
興味を示してくれたことは、今までになかったことで、
会場を3回も廻って戻ってきて購入された方は、「これ以上
気に入った作品が無かったので決めました」と嬉しいお言葉!
手にとって観ていただいた回数no1は「雪氷」の飯碗でした。
画像最初の左下です。
お客様の中にギャラリーのオーナーさま・店長さま・スタイリストさま
雑誌媒体の関係者さまがおいでくださり、今後の展開が楽しみに
なりました。(まだどうなるかは解りませんが 笑)
今回、プロとしての拘りと題し①素材の吟味 ②造りの吟味
③焼きの吟味 ④メンテナンスの義務 の4項目をあげて
一枚の紙に書き展示しました。自分は陶芸に関わり商いをして
生活させていただいている身、文章と作品を通じ自分のスタンスを
少しでも感じ取っていただけたらいいなぁ~と思ったわけです。
自分の作品が「これ手間隙掛かるんですよぉ~」といったところで、
作品が勝負、手間=値段に反映は総てではなく、最終判断は
使う側のお客様に委ねる訳ですから、手間数が少なく高値でも
「買いたい=これください」も有りな訳です。
何を言いたいの?「簡単に言えば作品の完成度」のことなんです、
手間掛け=完成度=値段、
手間少ない=完成度=値段
手間の問題ではなく、完成度を上げることが一番大事、上手く説明できませんが
手間が価格に反映するのではなく、完成度を上げるために手間を掛けることと
思った2日間でした。
「そんな事長々と言ったって収入無かったら看板下ろす羽目になるよ!」
と2日間一緒に手伝ってくれた妻にバッサリ斬られました・・・・・ 笑。
初日に生まれて初めて見た「彩雲」
こんな好天でも雲が虹色・・・自然は神秘だぁ~
応援宜しくお願いいたします
応援宜しくお願いします
コメント
コメント一覧 (2)
思いますが、理解していただきありがとうございます。
イベント2日間で、一番感じたことを書きましたが、もう一つ「伸びしろ」
のことも書こうと思いましたが、長くなるので×しました。
kumaさんなら理解していただけると思い少し書かせていただきます。
先輩陶芸家の方に多く見られる、「もう年金もらっているので・・・」
「もう歳だから・・・」と自ら伸びしろにラインを引いてしまっている方が多いことです。
「向上心」無くして伸びしろ無しと思うのですが、ただ単に「食べていけるから」で
終わってしまっていいのだろうか?
私は、確かに食べることは大前提にありますが、感動や喜びを提供できるのが
もの造りの醍醐味と思って制作しています。一つの器がその人の心に少しでも
癒し的なエッセンスが入り、幸せ感が生まれれば嬉しく思います。
何か愚痴っぽくなってしまいすみません。
ペンダントしっかり着け頑張ってきました、本当にありがとうございます、大切に
使わせていただきますね。
完成度=価格わかるような気がします。
長い時間手間をかけても、完成度が低ければ、価格に反映しない。
私たちの仕事もよく似たもので、長い時間かけて切っても、
仕上がりが悪ければ、お客さまは次から来ていただけなくなります。
技術というものは不思議なもので、鍛えれば速くても完成度は高くなります。
私は常に「どうすればお客様の求める髪型になるか」を考えています。
30年近く髪の毛を切っていますから…いくつになっても技を磨くことが大切と思います。
(そのくせ、陶芸に関しては妙に焦るのですが…笑)
ペンダント着けてくださったのですね。ありがとうございます。
種類は違うのですが「蛍石」の意味は「無邪気な発想や思考力を高めてくれる石」
北海道のGAKUさんが、沖縄の蛍石を身に着けてイベントに…不思議な感じです。