私が手掛ける作品は何パターンか有りますが、工程にかなりの違いがあります。
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こちらは造り・削り・素焼き・釉掛け・本焼きとほぼ一般的な工程です。
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ラインシリーズになると、化粧掛け・素焼き後のペーパー掛け・本焼き後のペーパー掛けと3工程増える、一つの技術を加わえることが、イメージに必要であれば苦に思わずやるしかない。

手間を掛けた楽しい新作が、世に出て評価され数のオーダーを貰えることありがたく思う反面、楽しさがいつの間にか流れ作業的に数をこなすことに…。

飽きる…この言葉は良い言葉では無いかも知れないが、飽きるほど仕事があること…こんな嬉しい飽きるは無いと思います。

手数を掛ける=良い作品とは全てに当てはまらないし、時間が掛かる作品=値段が高いも又当てはまらないこと自覚してます。

一番は、工程が少なくて魅力ある作品が出来れば越したことは無い、この文章を手抜きと捉えるか効率が良いと捉えるか、全くもってそんな考えでは無く、こんな作品が出来たらなぁ~♪と考えて取り組んだ結果、工程が少なかったですよ、これが一番ですね。

先人が試行錯誤して、一般的な工程(薪窯の工程は省く)が完成し、それが当たり前の現代陶芸の中で、窯の種類・粘土・成形方法・釉薬・焼成方法等まだまだ何か有る…一般的を基本と捉えて何か模索して行くことで、新たな発見が待ち受けてると思うと…ワクワクするのは自分だけかな?笑。



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