GAKU blog 新たな作風を求めて!

吉田南岳が手掛けるCERAMIC-STUDIO GAKU

カテゴリ: > 焼成

四字熟語「米塩之資ーべいえんのし」

生活にまず必要な、米と塩を買う金。
死活の費用。生計費。

どんなに物があふれても、どんなに時代が変わっても
生きることに必要な最低限のものは変わらない・・・GAKU



先日、本焼きが終わり「雪氷」の最終作業、貫入に朱赤を染みこませ
ました。

雪氷

花器、アップで観るとわかるかな?

雪氷

プレートもこんな感じ

雪氷

四角の豆皿は使い方いろいろ。

雪氷

今日、最後の低温焼成に入っています。
ここまで来れば、完成は目の前できっと大丈夫でしょう。

20日からスタートの企画展にどうにか出展できそう、
造り寸法横40cmで完成35.2cmですから収縮率12%、
還元焼成でこのくらいですから酸化焼成なら
もしかして、もっと収縮しないのではと思います。

昔は、何でも「15%小さくなりますよ」と教本通り言っていたが
やはりしっかり把握しておいて損は無い。
粘土に含まれる水分の量によって、一定とは言えないが
15%はロクロ成形を考えているのかな?




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企画展




四字熟語「百花斉放ーひゃっかせいほう」

数多くの花がいっせいに咲くこと。
また、あらゆる分野の学問・技術が盛んになるとこ。

崩壊寸前の日本、組織に頼らず一人一人が意識改革
して切磋琢磨していかなければ・・・GAKU






本日どうにか釉掛けが終了、只今本焼きの窯詰めができました。
明日は、還元で勝負!  気合入れなくちゃいけませんね。

沫雪

久しぶりの「沫雪」で一凛挿し入れました。

沫

このプツプツが命なんですね、どうなるでしょうか?

もう一つのシリーズ

雪氷

「雪氷」の抹茶碗も今回初めてトライします。さてさて・・・どうなるでしょうか。
こちらは、本焼きの後にもう一作業を施して焼きますので、
お披露目は後になりますが、完成の後ご報告します。


「沫雪」のオーダー品がメインですが、写真撮り忘れてしまい今回
は無しで、完成の作品を載せたいと思っています。

「沫雪」も「雪氷」も焼成は酸化でも還元でもあまり変わりませんが、
素地の焼き締まりの点で還元の方が良いと感じています。


北海道の雪をイメージした、「沫雪」「雪氷」更に次なる雪を求め、
終わりなき追求に応援を!
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四字熟語「安宅正路ーあんたくせいろ」

「安宅」は、安心していられる場所のこと。
「正路」は、人のふみ行うべき正しい道。
前者を仁に後者を義にたとえたもので、
仁義の道をいう。

今回のテロも含め世界中がこのことを
もう一度考えなくては・・・・・GAKU





昨日は、どうにか施釉を終え窯詰めして、本日本焼き中です。

素焼きを洗い、ある程度乾いたところから作業スタートとなり
予想より時間が掛かってしまい(いつものことです)PM9:00過ぎ
までの作業となりました。

IMG_9470

①刻印の文字に素焼き化粧土を埋め込む。

IMG_9471

筆塗りもしましたが、今のところスポイドによるイッチンが早いかな。

IMG_9472

余分なところをスポンジで取り除くと文字がきれいに現れます。

IMG_9474

ある程度乾かし、刻印をテープで隠し、釉薬をかけます。

IMG_9475

釉薬は、黄土を主に透明釉と混ぜた(伊羅保に近い釉薬)かなり
薄めに整えた釉薬です。
乾いたところでテープを剥がす。

IMG_9476

最後に、茶漉しを使い木灰(ナラ灰が主)を上から降りかけます。

これだけの作業でも、結構な時間が掛かってしまいました。


完成予定がこれ
IMG_6390

炭化焼成(冷却還元)1260℃設定、13時間30分の焼成時間
電気窯使用、900℃より還元スタート、焼成終了以降1000℃まで
還元維持(私なりの冷却還元)。

薄掛けの黄土が幻想的な輝きを発するので、好きな作品の一つです。

どうにかいい感じで焼きあがりますように・・・合掌




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四字熟語「悪事千里ーあくじせんり」

好事門を出でず、悪事千里を行く」から、
悪いことは、どんなに隠してもたちまち
評判になり、世間に知れわたってしまうと
いうこと。


手抜き作品も「悪事千里」ですね・・・GAKU



全国的に3連休に突入、ましてX’masが入る連休、
北海道はホワイトX'masになるようで、最高の
舞台が整い、想い出に残るX'masになるように
祈っております。

当工房は今日も変わらずお仕事ですが、
夕食はプチX'masをするため、家族でお出かけの
予定です。(ワクワク感がまったく無くなってしまいました)

今日は、酸化焼成の本焼き中(予定では11:30ごろ終了)

ぐい飲み

ツートンラインのぐいのみ、中が黒釉で外側透明マットの薄掛け。

ツートン

①素焼きのペーパー掛け(ラインのバリとり)
②洗う(ホコリとり)
③乾燥後、底面の印に撥水処理
④中側の施釉
⑤はみ出し箇所の処理
⑥底面の施釉
⑦底面の撥水処理
⑧外側の施釉
⑨底面の釉薬処理
⑩詰め、焼成スタート

一窯分準備のため、この工程全終了したのが
夜10:00過ぎになってしまいました。(たいした数ではないのですが)

手を抜かない事は、とても時間が掛かると再認識した次第です。

一見、「造る」ことがメインに考えてしまいがちですが、
実はこの作業こそが「作品」に生まれ変わる大事な仕事なのです。



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四字熟語「彫心鏤骨ーちょうしんるこつ」

心に彫りつけ骨に刻み込む意から、
非常に苦労すること。また、苦心して
詩文などを練り上げることをいう。
「彫心鏤骨の苦しみを味わう」

このくらい苦労しなくてはよい作品に
巡り会えないのかな?・・・・GAKU



先日、施釉用に買ってみた道具。

IMG_8422

釉バサミの改良版

IMG_8424

使ってみるとなかなか便利、高台の無い皿や総釉掛けしたいとき
には特に便利です。

改良点は、押えるピンにバネが付いていると取り外しが楽に
なることと、高台の小さいサイズでも可能になれば文句なし
です。
価格2100円お手ごろ価格ではないでしょうか?
取扱店は「陶人社」さんで、購入希望の方は問い合わせて下さい。



肩の痛みが引かず、昨日は窯詰めを途中で止め、今日残りを
詰め本焼きスタートしました。

認めたくないが50肩?いや、さばを読んで40肩にしよう(笑)


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