GAKU blog 新たな作風を求めて!

吉田南岳が手掛けるCERAMIC-STUDIO GAKU

カテゴリ: 成形

今日は気温が下がり雪となりました。
朝工房に入ると寒い〜!室度計を見たら6℃を表示、寒い訳です。

快適に作業出来るまで、薪ストーブ全開でガンガン焚きますが、20℃超える迄結構時間がかかります。

粘土はいつも発泡スチロールに入れていますが、気温が下がると、粘土が冷たくなって大変、過去に無理し過ぎて手首の小さな骨が神経に触り、まともに粘土を練れないと言う経験もしました。

それ以降、冬の粘土練りには気を使っています。
暖かい地方の方にはそんなに?と思われるでしょうが、本当の話なんですよ!

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こんな時季に蕎麦猪口…笑。

例の江戸前蕎麦の小さいサイズ、切立ちの湯呑みと同じく良い練習になります。

単純な作業ですが、これはこれで結構難しく直径と深さを測るトンボなる道具を使いますが、直線ラインは目で整える、この目で整えるのが案外難しいんです!

明日も寒いようなので、工房に篭りっぱなしになるなぁ〜!

まだまだ先だけど、早く春にならないかなぁ〜…今言うか笑!


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11月に入っても雪らしい雪が降っていない。

昨年は10月末には一度降ったが、今年は遅いようです。

北海道では11月に入ると、冬タイヤの交換の目安にしていますが、どうも今年は例年とは違う感じ、天気予報を観ても氷点下になる予想が無い。

仕事的にはとても良いことですが、農作物には果たしてよいのか…?

さて作業の方は
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石膏型での作業

板に伸ばした粘土を石膏型に押し当て起こす技法。

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型を外すとこんな感じ。
まだ口元の処理はしておりませんが、楕円鉢の完成!

さすがにろくろでは楕円形は難しい、せいぜい丸く作って楕円に変形させるくらいですが、もち上げた側がどうしても高くなり、水平にカットしなくてはならなくなります。

石膏型ならその心配もなく、尚且つ削りという作業が無いことや、ほぼ同サイズが出来ることが利点となります。

作る形で技法を選んで進めていきますが、稀に技法のコラボも有ります。
例えば大きな壺などは、最初ロクロで途中から紐積みで大きくしたり、板の粘土を筒形にして紐で足して花入れなどにしたりと…技法のコラボと言えます。

いろいろな技法を身につけることで、作れる形の幅が広がることはとても大切で、目標の形に向かう上で、選択肢がある事は完成度を上げることにも繋がります。

電動ろくろが難しいから、板と紐だけでは幅が広がりません、まず覚えてからどの技法が最善か選べる技力を持ちたい!


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陶芸を始めた頃、最初に作ったのが湯呑みでした。
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電動ろくろを使い始めたときも基本は湯呑み、切立ちと言うのかとにかく基本として何百個も挽いた!

今思うとこの角度が大切で、倒していけば飯碗、更に倒していけばお皿…理にかなっているのかも知れません。

当時は腰の所が厚くて削りで時間を取られ、尚且つ思っていた形にならなかった事を思い出しました。

真っ直ぐな形って、思っていたよりかなり難しくて、てこずった記憶がある!

今はすいすいと挽けるけどね笑。

当時があって今がある…陶芸を始めて間もない方がGAKU blogを読んでいたら…大丈夫!プロだって昔はど素人でしたよ笑、四苦八苦当たり前でろくろの上で自分がくるくる回っていた夢も見ましたから爆!

短時間で習得出来るほど簡単じゃ有りませんし、形が変われば更に力加減や指の位置、目線なども変えなきゃならない…それでも思い通りの形が出来るように成ったら、これ程楽しいものは無いです。

土の素材をろくろの道具を駆使して、造り手がどの様に形に変えるかは、その人のセンスに掛かってきます。
GAKUも未だに形には悩んでいます!笑

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遊ぶ、いや遊びすぎぐらいな抹茶碗…笑!
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間違いなく使いづらい形では有る。

普段、使える範囲内で作ると言っていますが、今回はその意味では反している!
ただそこから戻すためには、どうしても遊ぶ必要が有ると思い意図して作ってみました。

制約を無視まで遊んではいないが、これがなんとも面白く止められない、止まらないカッパえびせん(古っ!)

一度仕上げて見て、どう戻すかそこからが課題ではありますが、釉薬や焼き方も含めチャレンジしようと…思い描く完成に向かって進むのみ!笑



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昨日は気温も上がり暖かかったですね。

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せっせと枠作り…地味だね笑。

ロクロ作業と違ってポンポンと作れないのが、板ものでしょうか。
粘土をブロックにしてスライスして伸ばしてカットして、してして続き笑。
下準備と一連の流れ作業がライン工程に近い作業に、楽しさが半減するのは仕方ないかな?!

製作工程の一部、雑にやると組立段階で後悔するので、ここはしっかりと作らなければなりません。
綺麗に仕上げるためには楽しさ半減でも、わらねばならない作業です。

年々、見ためには分からないところに時間を掛けるようになってきている、こういう作業が自信に繋がり使う方に喜んでいただけると感じています。

せっせとせっせと…繰り返す笑!


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