GAKU blog 新たな作風を求めて!

吉田南岳が手掛けるCERAMIC-STUDIO GAKU

カテゴリ: 雪氷

昨日ロクロ挽きした作品、今日削りました。
F466CE67-F397-4ED1-BECC-6F9CF68B6CC1

削った後、カッターでのカッティング、カッターを持っている人差し指が痛くなりました。

完成はこちら
5A887717-BBDD-4ADE-B4F7-81FD9C307C13

本焼き後、上絵具を一度全体に塗りその後スポンジで綺麗に拭き取り、800℃で焼き付けて完成です。

自作粘土の効果は、釉薬の付きが濃くその結果縮れとピンホールが市販の粘土よりハッキリと出ることです。

自作粘土を使う意義とは、他には出せない風合いを求めた結果即ちその粘土の効果を最大限に引き出すことと思ったいます。


応援宜しくお願いいたします人気ブログランキングへ




応援宜しくお願いしますにほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ



自作粘土の飯碗
54801B9A-C298-4653-8F7C-1D552F9BC355

車で40分ぐらいの所にある粘土、この一帯は温泉が近くにあり、熱水作用によって粘土の出来るタイムをワープしてあっという間に粘土に...。

本来なら自然風化でゆっくりと進む粘土化がベストでしょうが、こういうワープ粘土の中には癖があって面白い粘土も有る、この大滝の粘土もその一つかも知れません。

とは言っても熱水作用で出来た粘土でも、それなりの時間は必要で、早すぎるものは硫化鉄を含んでいて、焼成段階で硫化水素となり大気中に...俗に言う混ぜるな危険って何処かで聞いたことありますよね?これになります。

温泉によくある硫黄、簡単に言えば粘土に硫黄が混ざっていると考えて下さい。


大滝の粘土はかなりの時間を経過し地上に隆起しているので、雨風の影響で焼物には悪い成分が少なくなったと思われます。
自作粘土を作ると言っても色々な成分や粘性など癖があるので、自分に合った杯土にする楽しみもあり、先人の陶工は現代のように化学的に調べる事が先ず無かった中で、試行錯誤して見つけたこと本当に頭が下がります。

今回の飯碗はシリーズの中で雪氷の赤バージョンになり、自作粘土を使うことの意義...他に無い風合いを出す、これしか無いです!


応援宜しくお願いいたします人気ブログランキングへ




応援宜しくお願いしますにほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ


20161013_101554
黒釉
20161013_101454
雪氷
今回上がってきたぐい呑み、同じカットの技法でも仕上げの違いでガラッと変わる…面白い世界ですね。

求めたものが焼き上がることは少ないが、今回のは納得作品!


こちらも16日迄開催中
FB_IMG_1475917496103

FB_IMG_1475562018164


応援宜しくお願いいたします人気ブログランキングへ




応援宜しくお願いしますにほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ


GAKUのOfficial  GallerySite

旭川デザインギャラリー凍土会展
響きあうカタチ
4月19日~24日
旭川市宮下通り11丁目
0166-23-3000

明日から始まります凍土会展にどうにか間に合った新作「雪氷―青」
20160418_202501
煎茶碗出来ました。
20160418_202324
湯呑み碗

明日の朝早くに出発して、会場には8時頃には着きたいので、5時には自宅を出なくてはならない…しんどい!
久しぶりのロングラン運転、ゆっくり行きます。

お時間の有るかたは是非新作も含めてご覧になってください。
明日と明後日は会場に在廊しておりますよ。

応援宜しくお願いいたします人気ブログランキングへ




応援宜しくお願いしますにほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ


GAKUのOfficial  GallerySite

熊本県での地震のニュースを見るたびに、被害の大きさが…胸が傷みます。
北海道は地震が多いが、これ程大きいのが連続することも無く、M7とかM6とかなんて人生のうちで早々経験することも無いのに、これから雨も心配となれば…ただただ頑張ってくださいとしか言えない。

20160416_140401
後先考えずに、顔料塗ってたら足りなくなってた…爆!
20160416_170403

これしか出来ません、早急に材料ヘルプしました。

明日仕上げて、低温焼成を決行予定。
新たな雪氷、やっとイメージに近づいてきたかな?
青の顔料3~4種類試して見つけた、足りなくなると困るので多目に注目…頼みすぎたか笑。

旭川デザインギャラリー凍土会展
響きあうカタチ
4月19日~24日
旭川市宮下通り11丁目
0166-23-3000


応援宜しくお願いいたします人気ブログランキングへ




応援宜しくお願いしますにほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ

このページのトップヘ