陶芸の世界では土も釉薬もガラスも兄弟?
(簡単に言えば高温で焼いた場合解けてガラス化になる物)
個々に言うと陶土・釉薬・ガラスと区分される。
何故こんなこと書くの?と言えば、「釉薬とガラスは兄弟」はご存知であるが
土も兄弟であることが以外に知られていない。(ご存知の方は読まなくて結構です)
一般に陶芸の世界では本焼の焼成温度1250℃前後といいますが、
何故この温度なのだろうと疑問を感じた方はいませんか。
日本の陶芸では、水が染みない漏れないものが焼き物と位置づけているので
市販粘土はこの1250℃前後で形を保ちガラス化になり水を通しにくくなることで
焼き物が完成となります。
本題の土も兄弟ですが、形を保ちが問題で
簡単に言えば焼成温度を更に上げていき形が保てなくなり崩れ最後には液状化して
ガラスに似たものになる訳です。
ですから、土(陶土)も釉薬の仲間即ち兄弟となります。
詳しい方は沢山おられると思いますし、詳しい教本も出ていますので
興味のある方は調べてみてください。
*記述中に一部当てはまらない焼き物も有りますが、あくまで一般論ですので
了承下さい。
私の教本は光芸出版の著者芳村俊一・理工学社出版の著者大西政太郎が
代表です。
今日もお付き合いいただき恐縮です。
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